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たまてん

Author:たまてん
ここでは、17年飼っていた愛犬や現在一緒に暮らす文鳥のこと、日々のことを気の向くままに綴っていこうと思っています。
最近は野鳥の撮影に夢中!
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早くも4月ですね。
関東のソメイヨシノも見頃を迎えました(^▽^)♪
青空の下に咲き乱れる様は人の心を和ませ、また何とも言えない
清々しい気持ちにもさせてくれます。
日本の春を代表する風流でもあり、豪快でもある桜。

本日は、この美しい桜についての心配な話をひとつ。

昨年の秋頃の事です。
約2Kmに渡って桜の木が植えてある近所の土手に散歩に出ると、
桜の枝に何かの注意書きが書かれた紙が吊るされていました。
よくよく見てみると、それは桜の樹をダメにしてしまう害虫の
写真と見つけ次第“踏み潰して”駆除して欲しいという市役所から
のお願いでした。
20140401_gairai^kamikiri_01

「おい虫屋、出番だぞ!!!」
桜の樹を侵蝕しているのはまぎれもなくカミキリムシ。
これを夫に報告すると既に「知っている」との答えでした。

更に、話を聞きつけた虫屋が殺到し、ほぼ捕り尽くしたとのこと。
おお、さすが虫屋だ! ネットワークといいフットワークといい
ハンパないっすね。
でも、これで一安心というわけにはいきません。
発見されたカミキリムシが既に桜の樹に産卵しているかもしれない
からです。

そう、最も注意が必要なのが幼虫!
桜の樹を食樹として成長する幼虫が樹を元からダメにしてしまうのです。
しかし、成虫として樹から出たところを見つける以外に駆除の方法がない
ため、かなりの持久戦になる可能性は大。
なんとも腹立たしい話ではありませんか。

↓現時点では、このカミキリムシに効く農薬は無く、捕殺するしか
手段がありません

※詳しい情報はコチラ
gairai.jpg

このカミキリムシ、元々は日本には生息していない種類。そう外来種です!
誰かが故意に持ち込んでバラ撒いたとしか思えません。
近年、桜の起源を主張している国があるけれど、私はその辺が怪しいと思っ
てます。

皆様、もし見つけたら、やっちまってください!!!
(このカミキリムシの発生時期は6月頃だそうです)
tubuse.jpg




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ill1.jpg

ill2.jpg


子供の頃、自分が虫捕りに行っていた感覚で言ってしまい墓穴を掘った。


結婚当初、ネットで虫を買う夫が純粋に不思議でした。

既にカブトムシやクワガタをデパートで買う子供の姿が一般的になりつつ
ある頃で、時代の流れとは言え、虫捕りの楽しさすら知らない子供が増え
るのかと思うと、何とも寂しいような哀れなような…。
今の子って不憫だな〜、なんて思っていた矢先、いやまさか自分の夫が虫を
お金出して買っているとは!(とは言っても、外国産の珍しい種類を買って
いただけでした

衝撃的でした。
私にとって虫は捕るものであって、わざわざ「買う」ものではないから。
で、つい発してしまった言葉が「自分で捕りに行くものだ!」
になる訳ですが、果たしてそれが善かったのか・・・ちょっと複雑。

まぁ、私が上記のセリフを吐かずとも、もともと昆虫が大好きな夫ですから
虫屋の仲間入りを果たすのも時間の問題だったでしょう。
がしかし、子供のそれと違い、大人の昆虫採集は果てしない。
その情熱を持って、部屋を片付けてくれと女房は思うのである。


昆虫が好きで、好きで、大好きで、自ら昆虫採集に出かけたり、
ネットや専門のイベントで標本を買い集めている人達を総じて
『虫屋』と呼びます。

更に、カミキリムシ、ハチ、チョウ、タマムシといった具合に
ある特定の種類を集中的に求め、採集している場合は「カミキ
リ屋」など、それぞれにこれまた「屋」を付け呼び合います。
但し、「屋」が付くからと言って、それを商売にしている訳で
はありません。
あくまでも趣味で昆虫を集めている人達を指します。

なぜ突然に虫屋の説明なのか、と言いますと、実は私の夫がその
虫屋なのでございます^^;;
そう、今回は虫に関する話しなので、苦手な人は逃げてください。


さて、昆虫というと春〜秋までが発生のシーズンと思われがちですが、
実は冬にしか見られないモノが存在します。
その名も「フユシャク」。
名前の響きはとても綺麗なのですが、ハッキリいって蛾なんですよ。蛾!

しかし虫屋にとっては“冬だから会える虫”という魅力と、繁殖にのみ
特化した羽を持たないメスの奇妙な姿に興味をそそられるようです。
私の夫も数年前からフユシャクを見てみたいと、しつこかった。
本来の虫シーズンが終わるととても退屈なのだそうです。
夫は一応カミキリ屋なのですが、どんな虫でもイイから冬にも活動してい
る虫を追いかけたいと。

という訳で、今年のお正月についにフユシャク探索デビュー。
がしかし、夜中に探しに行く方が良いらし…との情報に唸る。
えぇっ、夜中か〜〜!
ちょっと日が暮れたぐらいの時間なら夫一人で出かけても問題ないのです
が、真夜中に徘徊する夫が不審者として捕まったら・・・。
心配なので結局私も凍える寒さの中、フユシャク探しに同行。
(このパターン、シーズン中の採集でも結構多い)

とりあえず、私が鳥見を夫が虫を採集しているいつものフィールドへ。
ちょっとした雑木林を持つ神社の境内にポイントを絞り、行ったはイイが
夜の神社は怖い! 当然だけど真っ暗ですからね。
鳥見をしている昼間とは、やはり様子が違って見えるものです。

さて、僅かな情報を頼りに先ずはフユシャクのオスを探すべく、懐中電灯
の灯りを木々の間にかざして行きます。
オスが飛んでいたら、近くにメスがいる!
というのが、メス探しのポイントになるとか。
先述の通り、フユシャクはオスよりもメスを見つけるのが醍醐味。


オスを確認したら、↑こんな感じで近くの木を丹念にチェック。
羽を持たないメスは木に留まって、オスが来るのを待つ…というか、
フェロモンでオスを呼び寄せるのですって。

でもね、小ちゃいんだよ。何ミリってサイズ。
でもって、懐中電灯が照らす範囲だけを必死に見ているとそのうち方向感覚が
狂ってくるんです。これにはビックリ!
慣れている神社なのに、今自分がどの位置にいるのか解らなくなるなんて…
と、ドキリとしました。

そんなこんなで、やっとこ見つけ出したメスを夫が写真撮影するのですが、
ただでさえ夜中に蠢く謎の灯り(懐中電灯)に加え、パッ、パッと走る閃光。
普通に怪しいし、不気味ですよね。
夢中で撮影している夫とは裏腹に、通報されるんじゃないかと気が気でない
女房。
いやはや、咎められること無く無事に帰ってこれて良かった。


そんな手探り状態でスタートしたフユシャク探しですが、何となく感覚が掴
めたのと、更なる下調べによって初日以降は結構スムーズに。
探索ポイントも神社から桜並木が続くサイクリングコースへと広げ、夫の正
月休みが終わるまで夜な夜な続けられました。

20130213_mushiya_03.jpg
日が暮れるとサイクリングコースも真っ暗なのですが、そこを普段から通り
道にしている人もチラホラ。
街灯も無いこんな真っ暗な道、よく怖くないな〜。と、思いましたが、
懐中電灯片手に、木を舐めるように見ている無言の二人組が道端にいる方が
怖いですよね。
つくづく、通報されずに済んで良かった。

そして、↓これがそのフユシャク<ウスバフユシャク>。
川や橋に設けられた柵や手すりなどの人工物でも“普通にいる”と知ってから
は、主にそちらをチェック。
時間帯も夜中でなくてイイだなんて・・・先に知りたかった(T▽T)

20130213_mushiya_04.jpg

蛾といえば灯りに集まるイメージですが、
不思議なことにフユシャクは灯りを避ける蛾。
懐中電灯を向けて初めて沢山飛んでいる姿を確認できます。

こんなに沢山いるのに今の今まで気づかなかったのも、
その不思議な習性によるものなんだな〜。
と、無数に飛び交うフユシャクのオスを見つめながら、
暫し呆気にとられました。

※フユシャクには色々な種類がいますので、灯りを気にしない種類もいるかもしれません。
20130213_mushiya_02.jpg

いや〜、それにしても今回は語ったな〜f(^▽^;;
これまでにない虫探しだったというのもあるけれど、
つまり何だ、虫屋の女房はいつ夫が不審者扱いされ
通報されるかと気が気じゃない!
てコトでございます。
(それとも私だけかな? 他の虫屋の奥様はデンと
構えてらっしゃるのかしら???)


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